作成日:2014/08/28
【医療福祉業界ピックアップニュース】 に新たな記事を追加掲載しました。
公益財団法人 日本医療機能評価機構は、6月26日、「医療事故情報収集事業 第37回報告書」を公表しました。
今回は、平成26年1月〜3月に同機構に報告された医療事故情報771件と、ヒヤリ・ハット事例報告をまとめたものです。
またここでは個別のテーマとして、「職種経験1年未満の看護師・准看護師に関連した医療事故」 「気管切開チューブが皮下や縦隔へ迷入した事例」 「事務職員の業務における医療安全や情報管理に関する事例」が取り上げられており、「職種経験1年未満の看護師・准看護師に関連した医療事故」については、今回の報告から4回にわたって取り上げられる予定です。
平成25年に報告された全職種の医療事故事例を分析すると、「療養上の世話」が38.7%ともっとも多く、次いで「治療・処置」25.9%、「薬剤」15.4%、「ドレーン・チューブ」11.6%と続いています。
特に「薬剤」「ドレーン・チューブ」の事例は新人看護師の割合が高く、経験1年以上の看護師の2倍弱の割合となっています。
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